神奈中いろいろ-2021年版(令和3年)

２０２１年版(令和3年)

こちらでは、神奈中バスグループ各社の情報やダイヤ改正、沿線の話題等をお伝えしています。皆様からの情報もお待ちしております。
ほぼ随時更新です。内容は参考程度にご覧下さい。無断転載ご遠慮下さい。
☆11/30…バスツアー第3弾　☆11/19…路線退出等意向申出　☆10/29…神奈川中央交通100年史　☆10/6…戸塚区の話題

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神奈中観光オリジナルバス見学ツアー第3弾　11/30

神奈中の車庫を巡る撮影会の第3弾が神奈中観光から告知されています。
今回は秦野と伊勢原営業所を巡る旅で、秦野駅南口に9時に集合した後は秦野営業所内にて走行体験と撮影会→グランドホテル神奈中秦野にて昼食→伊勢原営業所にて撮影会→大山駅へ訪問し→伊勢原駅北口17時頃に解散予定となっています。
実施日は12月12日(日)と19日(日)、各回先着40名、旅行代金は10000円、申し込みは神奈中観光への電話･FAXとなります。
前回までのツアーもほぼ翌日までにはキャンセル待ちとなったツアーです。

神奈中観光記事リンク：神奈中観光オリジナルツアー第3弾秦野･伊勢原営業所バス撮影会(PDF)

路線退出等意向申出－小田原市･二宮町　11/19

9月27日付で、神奈中から神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ路線退出等意向申出書が提出され退出等の意向が公開されました。
今回の対象区間は【国府津駅～橘団地】の区間7.9kmとなっており、廃止ではなく【減回】の意向となっています。
利用者の減少による採算悪化が理由で、予定年月は2022年3月となっています。
対象系統は…国04、国05、国06、二46、二47、二48、二49の7系統です。どの路線も1日10往復以下と本数は多くなく、今回は廃止の意向ではないものの減便のほか路線統合の可能性もありそうでしょうか。

神奈川県記事リンク：神奈川県生活交通確保対策地域協議会に係る路線退出等意向申出書 2021年9月27日付(PDF)

神奈川中央交通100年史　10/29

神奈中公式サイト内の神奈川中央交通100周年記念WEBサイトにて「神奈川中央交通100年史」が本日掲載されました。
創立100周年記念施策の一環として制作された3部構成の本で、記念サイトでは全ページがPDFファイルで閲覧出来るようになっています。

神奈中公式サイト記事リンク：「神奈川中央交通100年史」を掲載しました
神奈川中央交通100年史
神奈川中央交通100年史一括ダウンロード（全200ページ／22.9MB）

戸塚区南西部でバス路線維持の取組について意見募集中－横浜市　10/6

横浜市のサイト、戸塚区のコーナーにおいて「バス路線の維持・充実に向けた走行環境整備事業」の項目が公開されており、
2021年10月1日～10月21日までの期間、「戸塚区南西部でバス路線を維持していくための取組について」意見を募集しています。

昨年9月4日に、横浜市と神奈中はドリームハイツ周辺地区を中心とした戸塚区南西部におけるバス路線の維持･充実及び交通利便性向上に向け基本協定が締結されていますが（下記の当コーナー過去記事を参照）、
主要バス路線の運行効率化や、経営資源をその他路線へ再配分、エリア全体のバスネットワーク維持の取組を検討しており、今回はこの取組の全体像が公開され意見を募っています。

この取組みの全体像をかいつまんで見ると、
◎基本の取組
連節バスを【戸塚バスセンター～ドリームハイツ】線に導入。朝と夕方に大型と混在して運行し昼は一般の大型バスのみ。連節バスは消防署前と戸塚方面の日立入口は通過予定とあり、連節バスの導入で輸送力を確保しつつ許容できる範囲で【減便】をし神奈中の経営資源を生み出します。

◎取組1
下飯田方面、収支の悪い【下05】系統の強化。朝のドリームハイツ始発を早め、ハイツ行の最終を遅く設定、運行本数を増やす。

◎取組2
俣野公園･横浜薬大前～立場方面の路線の維持。【廃止が検討される可能性】のある立場方面の路線は当面路線を【維持】。

◎取組3
俣野公園･横浜薬大前での乗継強化。立場や藤沢方面などへの乗継を強化し【乗継割引の検討】。

横浜市サイト記事リンク：バス路線の維持・充実に向けた走行環境整備事業
※同梱の印刷用アンケート記入用紙のPDFファイルは期限が過ぎたため市サイトからは削除されました。

当コーナー過去記事参照：横浜市と神奈中が公民連携に関する基本協定を締結

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)循環シャトルバスの自動運転化　8/17

神奈中と慶應義塾大学SFC研究所は、藤沢市の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)循環シャトルバスの自動運転化に向けた共同研究に係る覚書が締結され、2025年度に自動運転レベル4実用化の取り組みが推進されます。
以前から綾瀬営業所の特定車「せ301」号車(マイクロバス)により、大学構内の本館ゾーンと看護医療学部ゾーンを結ぶ循環シャトルバス「鴨池急行 SoKanKan」が運行されていますが、
今年度末よりレベル2の自動運転が予定されており、2022年度～2024年度にかけて自動運転レベル2～3による運行を、2025年度に自動運転レベル4が実用化予定となっています。
神奈中側は車両提供および運行管理全般を担うようです。

※これと関連してか？、旧「せ301」特定車の三菱ふそうローザ(相模200あ267 2012年式)が運用を離脱し慶應義塾へ移籍しています(湘南200さ1403)。この車を自動運転で活用するのか、今回の件とは全く別の用途なのか注目したいです。

神奈中公式サイト記事リンク：神奈川中央交通と慶應義塾大学SFC研究所がキャンパス循環シャトルバスの自動運転化に向けた共同研究を開始(PDF)

金額式IC定期券　7/16

公式サイトによると、2021年9月1日(水)より【金額式IC定期券】を導入するとあります。
これまでの区間指定ではなく、運賃指定(片道運賃10円単位)での発売となり、定期券の設定運賃以内の区間であれば神奈中の路線バスのどの区間でも利用出来る定期券です。
設定運賃以内なら色々な路線で乗り放題となり、設定運賃を超えて乗車した場合の差額もICチャージ残高から自動支払いされます。
発売は新規･継続購入共に使用開始日の14日前から(170円～700円まで(1ヶ月･3ヶ月･6ヶ月))、いずれも8月18日(水)より購入可能となり、各サービスセンターや一部の営業所窓口での発売。いずれも詳細は下記利用案内PDFに記載されています。

このサービスはバス特(バス利用特典サービス)終了の際、3月に告知され10月より発売予定とされていました。

神奈中公式サイト記事リンク：金額式IC定期券を導入します！　　ご利用案内(PDF)
神奈中いろいろ2021年版-過去記事：バス特終了へ

一日フリー乗車券　7/13→2022/3/28追記

公式サイトによると、発売中の【一日フリー乗車券】1枚で2名ご利用できるキャンペーン開始とアナウンスされています。
7月22日から一日フリー乗車券を所持している方の同伴者についても同区間を無料で乗車出来るキャンペーンとなります。

対象期間は、土曜・日曜・祝日で、
2021年7月22日から2022年3月31日まで、お盆(8月12日から16日までと年末年始(12月25日から1月7日まで)も対象となります。
発売金額は1050円、IC一日フリー乗車券はバス車内当日のみ購入、磁気式一日フリー乗車券はサービスセンター窓口での発売です。

★2022/3/28追記
公式サイトによると、上記のキャンペーンは2022年3月31日までの期間となっていましたが、4月以降も引き続きサービスを実施するとあります。特に期限は設けられていないようです。

神奈中公式サイト記事リンク：土･休日はバスでお得にお出かけ！～一日フリー乗車券1枚で2名ご利用できるキャンペーン開始(7/22開始) (PDF)

江の島方面へ臨時便運行　7/6→7/8追記

公式サイトによると、7月22日(木･祝)の海の日に限り江の島方面への臨時便を運行とあります。
運行路線はかつで運行され今も免許そのものは維持されている系統になります。

・藤77　藤沢駅北口～江の島～辻堂駅南口
・臨時　大磯駅～急行･平塚駅南口～江の島

藤77は藤沢営業所、大磯駅線は平塚営業所の担当になります。

藤77系統は藤沢駅を7:20発、復路の辻堂駅南口は8:15発の1往復を設定。
大磯駅発は8:05発、復路の江の島発は9:20発のこちらも1往復を設定。

神奈中公式サイト記事リンク：江の島方面への臨時便の運行について(7/22実施)　　藤77時刻表(PDF)　　大磯駅～江の島時刻表(PDF)

★2021/7/8追記
22日の大磯駅→江の島駅急行便について、大磯駅にて先着50名に【復刻きっぷ】をプレゼント。

神奈中商事ブログ記事リンク：神奈中さんからのお知らせ～(7/8)

★2021/7/22追記
当日運用された車両になります(各2台口)。ひ14が予備待機。

社番	型式	登録番号	年式	車体	備考
ふ4	三菱2PG-MP38FK	湘南200か2302	2019.12.3	MFBM	ノンステップ LED
ふ 78	いすゞPKG-LV234N2	湘南200か1473	2010.8.26	JBUS	ワンステップ LED かなch.
ひ503	日野KL-HU2PMEK	湘南200か632	2004.2	日野	貸切 17.1.1転入元い27→ひ503(16.8) ワンステップ路線兼用 16.8-16.11まで行先表示部は｢湘南神奈交バス｣表記の白地／黒文字ステッカー 16.11LED化→16.12運賃箱搭載→LED(17.9) 【中】バックカメラ(20.4)
ひ7	日野QSG-HL2ANAP	湘南200か1975	2016.3.14	JBUS	ノンステップ･ハイブリッド LED AMT

移動等円滑化取組計画書　7/5

高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づき、移動等円滑化取組計画書が公式サイトで公表されています。
これによると2021年度はノンステップバスを10両更新するとあります。

なお、2020年度については151両が予定されていましたが新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により変更され、14両の導入に止まりました。

神奈中公式サイト記事リンク：2021.7.5 移動等円滑化取組計画書および移動等円滑化取組報告書について　　 2021年度計画書(PDF)　　 2020年度報告書(PDF)

創立100周年記念ホームページ　4/20

本日より、神奈川中央交通100周年記念ホームページが開設されています。
神奈中100年の歴史を当時の写真や動画で紹介、100周年記念施策や次の100年へ向けたメッセージなどが掲載されており、
車両や過去の路線図のほか、過去の動画も掲載されています。

バス車体側面に貼られている記念ステッカー

神奈中公式サイト記事リンク：神奈川中央交通100周年記念ホームページ

バス見学ツアー第2弾　4/9

神奈中観光の公式FBとサイトにてバス見学ツアー第2弾のお知らせが公開されており、
今回は神奈中「社紋」付きバス撮影ツアーと題し、4月29日、5月3日に日帰り(1万円)で実施される予定です。

町田駅を出発後に、相模原営業所→京王プラザホテル多摩→多摩営業所→町田駅の行程で、
【さ315、さ316、さ317、た38、た510、つ501】号車の単体撮影や並びが撮影出来ます。

今回は4月12日(月)9時30分より発売開始となります。

神奈中観光公式サイト記事リンク：神奈中「社紋」付きバス撮影ツアー(PDF)

※4月12日昼…キャンセル待ち→4月21日催行中止

愛川町の話題　4/1

愛川町発行の公報あいかわ令和3年4月1日号に令和3年度予算が公開されています。
交通関連で目に留まった動きとしては、新規バス路線の実証運行として、愛川バスセンターから桜台小沢線を経由し海老名駅行の実証運行を実施するとあります。
また、愛川町循環バスでは通院や買い物に配慮した新たな運行ルートへの変更が予定されており、乗車料金を100円から150円への改定が予定されています。

愛川町サイト記事リンク：広報あいかわ令和3年4月1日号 No.700（PDF）

相原駅西口～法政大学間にて連節バスツインライナー運行開始　3/22

以前から計画されていた相原駅西口～法政大学間の連節バス･ツインライナーが2021年4月1日より運行開始と公式アナウンスがありました。
東京都内の大学路線では初めてとなり、神奈中の連節バス導入も5地区目となります。
先週、橋本営業所にメルセデスベンツ･シターロGが3両納車されており(も201･も202･も203)、平日12往復が設定されます。
法政大学行は午前8時20分発を皮切りに10時58分発まで、相原駅西口行は15時30分発～19時12分発までが設定されています。

これとは別に、町田営業所にも同型新車「ま205」が納車されており、1日以降に山崎団地センター線でダイヤ改正がありそうでしょうか。

神奈中公式サイト記事リンク：都内大学路線初！！「相原駅西口～法政大学」間に連節バス「ツインライナー」が運行開始！－２０２１年４月１日より－ (PDF)

創立100周年　3/22

神奈中公式サイトにて、今年6月に創立100周年を迎えると告知され周年記念施策が3点公開されています。

1－100周年記念コンセプトワードの制定
2－100周年記念ロゴの制定
3－制服の一新

ロゴについては車両等への貼付には言及されておりませんが、80･90周年の際はステッカーが貼られていましたし今後の情報を待ちたいところです。
制服については4月1日から運転職･現業事務職が一新されるとあります。

神奈中公式サイト記事リンク：神奈川中央交通は2021年6月創立100周年を迎えます。(PDF)

バス特終了へ　3/12→3/15画像追加

神奈中公式サイトによると、PASMO･Suicaで実施されている【バス利用特典サービス「(通称)バス特」】が2021年4月2日(金)をもって終了するとあります。
既に各社でもサービス終了の動きが広がっており、ICードの普及･促進の当初の目的を達したことからと理由が挙げられています。
なお、今年10月には「金額式IC定期券」の発売が予定されています。これは設定運賃以内の区間であれば一部を除く神奈中グループの路線バスが乗り降り自由に利用できる定期券です。

車体側面に張られているステッカーもバス特の文字が消されたタイプへ交換されるものと思われます。　↓旧タイプとなるステッカー

神奈中公式サイト記事リンク：【重要】バス利用特典サービス(バス特)の終了のお知らせ

★3/15記事･画像追加
車体側面のICカードステッカーですが早速「バス特」の表記が消されたタイプの新ステッカーが登場しています。大和の「や21」号車。

撮影菅井隆行様

自動運転バス－横浜市栄区　2/1→2/7

昨年からお伝えしていた、横浜市栄区にて実施予定だった自動運転バスの実証実験について公式発表がありました。
期間は2021年2月9日(火)～3月5日(金)までの平日に実施、1日6本を運行し区間は、
【桂山公園→犬山→庄戸入口→庄戸→庄戸入口→西ヶ谷→上郷ネオポリス→西ヶ谷→犬山→桂山公園】の経路になります。
桂山公園を9:30、10:30、11:30、13:40、14:40、15:40発で35分掛けての運行となります(各便定員26名で先着順)。

今回の実証実験は幾つもの企業と共に取り組まれており、プレスリリースにはアークノハラ、IHI、コイト電工、トーヨーケム、BOLDLY社からのリリースも公開されています。
車両はエルガミオ･ノンステップバスで、2019年式のいすゞ2KG-LR240J4改(横浜200は810)が横浜営業所に配置されています。
なお、リリースには緊急事態宣言が延長された場合、宣言期間中の一般の方のご乗車はできませんともあります。→※追記：宣言が延長されたため乗車不可となりました。

神奈中公式サイト記事リンク：中型自動運転バスの実証実験を実施します(PDF)

☆2/7画像追加

バス停にも告知が掲出されています。撮影 GON様

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